テクニカルイラストだったりなかったり...

日本ビジュアルコミュニケーション協会の会員が綴る、日常の出来事です。仕事関係が多いかな???

3Dプリントサービスを覗いてみる、

3Dプリンターを買わなくても、3Dプリントをしてくれるお店がある。その存在は知っていたが、実際どのようなものなのか、全然知らなかったのでちょっと調べてみることにした。

ネットで検索すると、予想に反して多くの業者が見つかった。むしろどの店を選べばよいのか迷うくらいだ。もはや3Dプリントは市民権を得たようである。


ネットでデータを入稿するサービスが多いようだが、ちょうど新宿に3Dプリントの出力サービスをしている店があったので、仕事帰りに寄ってみた。
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出力する予定は無いが、店の人にサービスについて、いろいろ聞いてみた。


やはり気になるのは費用。手元に載るくらいの樹脂性の物でも数万円とのこと。素材・材料・形状によって費用は変動するが、ある程度品質の高いものを作ろうとすると、それなりに費用はかかってしまうようだ。

これを高いと思うか、このようなサービスを手軽に利用できるようになったことを感謝するか、受け止め方は人それぞれだろう。10年後にはいくら位になるのだろうか。

当面私は2Dプリンターによるペーパークラフトか、スチレンボードによる模型製作が主流だろうな。

意匠の登録査定

今から10年以上も前の、意匠の登録査定を知らせる書面がある。フリーランスの図面描きであった父が、自らデザインしたものを自ら意匠出願をして、その意匠が登録査定になったことを知らせるものである。


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ただし、意匠登録料を支払わなかった為、意匠登録はされていない。J-PlatPatで検索しても確認できるのは出願番号のみで、肝心な図面は見ることができない。手元にも図面が残っておらず、どのような図面だったか、まったく思い出せない。

ただ、私の微かな記憶では、物品は確か指輪を入れるケースだったと記憶している。それにしても何故父が、指輪のケースをデザインして出願まで行ったのか皆目分からない。宝飾品に関する仕事をしていた訳でもない。

その理由を想像するに考えられることは、何十年もの間、特許図面・意匠図面を描いているうちに、脳内に様々な形体やグラフィックが頭に蓄積され、それが無意識のうちにアイディアとして閃いたのではないだろうか。

脳科学者の茂木健一郎氏によれば「人は体験や学習で獲得した知識を情報として脳の側頭葉に蓄積する。アイデアとは、この情報と情報の組み合わせと考えられている(一部抜粋)」

まぁ、図面ばかり描いているうちに、自分でも出願して見たくなったのでしょう。


話は変わって、ただ今「意匠図面研究会 Design Patent Lab」で行うテーマを模索しているところである。私はこの登録査定と学生による「デザインパテントコンテスト」の存在を知り、意匠出願は専門の人だけではなく、一般の人でも十分できるのではないかと思うようになった。

そこで私は、自らデザイン活動をすることで、意匠の権利についてより深く考えられるのではないかとの考えに至るようになった。また、実際の意匠出願も検討している。まだ、一人で話を膨らませているだけですが、、


ジャックでの活動も重なり、少し忙しくなってきましたが、どちらもやる価値が高いと思われれので頑張って行きたいと思っています。

何十年振りかの母校訪問

先週、ジャビックの事務局長と一緒に、私の母校である高校へテクニカルイラストレーション技能検定試験に関しての訪問をしてきました。

約20年ぶりとなる母校、その過ぎた時間に戸惑いは隠せなかった。

「懐かしい〜」を連発したかったが、あいにく自分が在校中に校舎の立替工事をやっていたので、まったく新しいところに来たかのような気分でした。

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今回の訪問にも関連して、ご担当の方に校舎を少し案内していただきました。機械、建築、情報などの専門知識を学べる学校のなので、実習設備が充実しています。

パソコンルームはいくつもあり、CAD、3DCADもしっかり整っています。また、3Dプリンターまであったのは少しショックでした。自分の時代には、そんなものがあるとすら想像もできなかった。その他にも機械加工の設備などもしっかり整っていました。

私が在学していたときよりも設備が充実しているとは思いますが、社会に出たからこそ、改めて学校の良さを感じることできたのかと思います。できることなら、翌日からまた高校に通いたかったです!

今回のお話は双方にとってウインウインの関係であることがわかり、話を前進させて行きます。

また、今後は個人的に母校へ寄与するのも良いかなと考えるようになりました。自分自身にとっても、専門分野の方が多いのでよいネットワークができるかもしれないと思っています。

H29年度 4月のセミナーのご案内

来月は東京と大阪の二箇所でセミナーが行われます。

テクニカルイラストレーション入門講座
2017年4月15日(土) 13:00-17:00
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟C-406(東京)


AutoCADで描くテクニカルイラスト入門セミナー
2017年4月22日(土) 13:00-17:00
会場:大阪市立青少年センター(KOKO PLAZA) 会議室801(大阪)


どちらもタイトルに「入門」と付く、年度初めに新しいスタートを切りたい方にちょうど良い講座です。

また、今後も日本ビジュアルコミュニケーション協会のセミナーへの参加を予定されているのであれば年間パスポートをご購入されることをお勧めいたします。年間パスポートをご購入いただけますとその他のセミナーを無料で受講が可能です。詳細をご覧ください。

みなさまのご参加をお待ちしております。

別荘の解体

この度、茨城にある別荘を解体しました。そして先日、その跡地を確認しに行ってきました。50坪の敷地に2階建ての住宅が一棟建っていました。
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こんな更地をインターネットで公開してもしょうがないですが、、

昨今の空き家問題にも関連するかも知れませんが、ここ数年はほとんど利用しておらず、放置しているような状態でした。できればそのまま放っておきたかったのですが、お世話になった責任として取り壊しをしました。

家の中には子供の頃に遊んだおもちゃなど、ガラクタだけれども思い出深いもので一杯でした。これらもすべて業者に処分してもらいました。@IMG_1186
当時の僕の物欲を満たしてくれたおもちゃたち。記憶の中から忘れ去ったと思っていても、見れば思い出すから不思議です。


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どれだけ多くの物に囲まれていたのかと考えさせられます。もちろん今もですが。大量消費社会、物を購入する時は本当に必要なものか吟味していきたい。
維持管理できてこその別荘。なにはともあれ豊かな時間を過ごさせてもらった。


さて、今回はサイクリングを兼ねて東京から自転車で来ていた。せっかくなので海まで足を運んでみました。


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海に来るなんていつぶりだろうか。まだ少し寒いが、とても気持ちがよかった。



まだ走らなきゃいけないのに、思わず麦の飲み物を一杯。@IMG_3275



帰りは常磐線の石岡駅まで走り、自転車は袋に収納して特急で東京まで帰りました。@IMG_3290


それにしても、わざわざ公開するような内容でなく大変恐縮です。

意匠制度の改正に関する説明会

先週末のことですが、特許庁主催の「意匠制度の改正に関する説明会」に参加してきました。

実は昨年から、JAVCの常連メンバーのうち、特許事務所系の有志数人で「意匠図面研究会」という
会を立ち上げているのですが、そのほぼ全員と会場でバッタリ遭遇しました(笑)。
みんな勉強熱心!

ちなみに説明会の内容は、
 ・ハーグ協定に基づく意匠の国際登録制度について(その概要と出願時の図面作成のポイント)
 ・平成29年に予定されている意匠審査基準改訂のポイント
という二本立てです。
非常に実務的な内容ですね。

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個人的に興味深かったのは、「参考図の取扱い」に関する点です。
最近、六面図等の必要図のほかに、参考図として、出願意匠のバリエーションの意匠や
出願意匠とは別個の意匠を記載するという事例が増えているとのこと。

これはどういうことかというと、
当日壇上で説明されていた審査官の方が仰っていたように、
意匠登録後に公報が発行されると、参考図に記載された関連や別個のデザインも公知となることから、
参考図に記載されたデザインについても、後願排除効が得られることを期待した戦略ではないか、
ということです。
これがまかり通ってしまうと、1件分の出願費用で数件分の出願効果が
ある程度得られるということになってしまいますね。
なんともずる賢い…。

これに対して特許庁は、必要図に表された意匠と異なるものが記載された参考図については、
その異なる要素を意匠認定の際に考慮しない、という旨をあらたに審査基準に明確に記載することで、
対策をとる方向のようでした。
ですがそもそも参考図とは、出願する意匠の理解を助ける等々の補助的な役割の図面であって、
もとより権利を特定する資料とされるものではない位置づけです。
これを審査基準にいまさら明記することだけで、有効な対策となり得るのかどうか・・・、
はなはだ不安です。
皆さんはどうお感じになられたでしょうか。

もちろん、登録意匠公報の参考図に記載された(登録意匠とは別個の)デザインに
公知性が生まれたとしても、権利の実体はあるわけもないのですから、
当然、模倣されたらそこで打つ手なしです。
やはり、正攻法での意匠出願の安全性を、お客様には主張していきたいですね。
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