テクニカルイラストレーション技能検定 CAD作業について その1

テクニカルイラストレーション技能検定の手書き作業に続きまして、今回はCAD作業について解説します。こちらの方に関心がある方が多いかもしれません。

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テクニカルイラストレーション技能検定 3級の解答例(作業時間:2時間)


【CADの利用について】
☆会場にあるCADを利用
☆自身のノートパソコンを持ち込む
※CADの利用については、主に上記の2パターンがあります。


【利用できるCADソフトについて】
☆一点目
原則、使用できるCADに規定はありません。その為、Auto CAD、フリーソフトのCAD、Adobe Illustratorを使用しても構いません。

☆二点目
採点は、各ソフトのネイティブデータではなく、プリントアウトした紙で採点を行います。そのため、PDFにするなど、プリンター出力できるようにする必要があります。

※採点はあくまで、プリントアウトされた紙にて行います。要するに、線が描ければどのソフトを使ってもよい、という考えになります。


【3次元CADの利用について】
テクニカルイラストレーション技能検定では、今のところ三次元CADの利用も可能です。本来、テクニカルイラストレーション技能検定は、立体製図の技能を検定するものですので、できるだけ二次元のドローソフトを推奨します。
特に、テクニカルイラストレーション技能検定の3級レベルの内容であれば、二次元ソフトで描き起すには、ちょうどよい練習、技能でもありますので、是非、二次元ソフトで挑戦してほしいです。


最終的に出力される結果は同じであれ、二次元CADと三次元CADで求められる技能は違います。将来的に、三次元CAD作業ができることが、必要と思っています。


【クラウド系CAD利用時の注意点】
会場では、通信機器による通信を遮断します。そのため、Fusion360のようなソフトの場合注意が必要です。
ちなみにFusion360の場合は、2週間に一回、アクティベートすればオフラインでもモデリングはできますので、事前に注意しておけば利用は可能です。ただし、テクニカルイラストレーション技能検定では、立体図を描けばいいだけでなく、図枠、品番、連絡線を入れることもあります。そのため、Fusion360だけでは仕上げらないと思われます。しかし、モデリングをして二次元にしたものをDWG、PDF形式に出力することができます。PDFの場合、Illustratorで読み込めば、ベクターデータとして利用は可能でした。どちらにせよ、Illustratorなどのソフトの併用が必要になります。

※会場により、設置されているCADソフトが異なりますので、詳細は受験予定の都道府県職業能力開発協会にお問い合わせください。




次回は、東京会場を例に、どのようなソフトがあるのかなど、紹介する予定です。
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