「3Dを活用したテクニカルイラスト講座」を開催しました。日本ビジュアルコミュニケーション協会は、今回初めて名古屋でのセミナーを開催しました。

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【3Dを活用したテクニカルイラスト講座(名古屋開催)】

3Dデータを活かし、テクニカルイラストを作成するための講座です。データ変換のノウハウや作図のコツなど、わかりやすく解説します。

〇主なセミナー内容
・3Dデータの種類
・テクニカルイラストにおける3D活用場面
・既存イラストとの共存
・3Dデータを受け取る際の注意点
・ネイティプな3Dデータを受け取った時の対応
・3Dから2Dへの変換ツール
・AutoCADやIllustratorへの読み込み方法

*詳細 :https://www.javc.gr.jp/katsudou/191019.html


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3DCADや3Dデータに関する基礎知識を学べるセミナーですが、なかでも、テクニカルイラストレーション、特許図面を描くことを想定した内容であることが、特徴の一つと言えるでしょう。

一般的に使用されている3DCADソフトウェア製品の種類、3Dデータの形式など、基礎的な知識に始まり、それらのデータをAuto CAD、Illustratorへ移行にする方法などを学びました。


今回セミナーで使用したソフトは、AutoCAD、Autodesk Inventor、Autodesk Fusion360、SOLIDWORKS、Rhinoceros、Adobe Illustratorです。よ〜く考えてみれば、これらのソフトを同時にセミナーで見れる機会があるのも結構貴重な気もします。

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これらの3DCADから書き出したデータを、どのようにデータ変換して、AutoCAD、Illustratorに移行するかと言うことと、それらのデータの状態はどうなっているかなどを実演してもらいました。

データが開けても円が細切れになっているなど、データの状態が悪くては、結局活用することができないこともあります。

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具体的な作図のテクニックを学ぶセミナーではありませんが、現在のテクニカルイラストレーション作成に重要な知識なので、今後も必要なセミナーだと思います。

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今回のセミナーに限ったことではありませんが、ジャビックのセミナーでは、参加者から質問があった際、講師だけでなく他の参加者からも、あれこれノウハウが出てくるので、それが結構役に立ったりします。



セミナー後は、こちらでも懇親会を行いました。地元参加の方もおり、名古屋、大阪、東京などの情報交換ができたのもよかったです。



前日の工場見学ツアーに続き、名古屋のセミナーと、さすがに疲れましたが、大変充実した週末になりました。@IMG_4224