テクニカルイラストレーション技能士のブログ

日本ビジュアルコミュニケーション協会の会員が綴る、日常の出来事です。仕事関係が多いかな???

Illustrator Tips

イラストレーターの知っ得!! その1

テクニカルイラストでも特許図面でも図を描くだけでなく、文字入力も大事な知識の一つとして豆知識の投稿。

地味な機能:01 制御文字の表示
名称未設定-2




メニューバーの書式の中にあります。文字が、レイヤーの色で表示されます。名称未設定-1


地味な機能:02 スペルチェック
自分は正しいと思っていても入力ミスしていたり、コピペもとの原稿が間違っているときはあります。名称未設定-7
図面がしっかりかけていても、スペルミスがあったら台無し。

地味な機能:03 テキストのアウトライン
イラレのデータを送付した際、送付先に入っていないフォントがあった時、文字が意図したとおりに表示されないときがあります。確実に文字を保ちたいときは、アウトラインにするのも一つの手。名称未設定-4
文字を図の一部としてしまうイメージに近いのかな。

イラレはテキスト入力についても細かく指定できるので、便利なソフトの一つではないかと思います。名称未設定-5

アドビイラストレーターの解説本

書店に行くと「イラストレーター、フォトショップの解説本がとてもいっぱいあるなぁ、」と思うことがよくあります。私も一応その手の本は一冊持っています。

古本屋で見つけたもの。結構分厚いです。IMG_0919


イラストレーターの全機能紹介しているもの、ただし各機能についてはそこまで深く掘り下げていない印象です。

私は解説本はなくても、特許図面程度のものであれば全然問題ありませんが、基礎知識としてもっておきたい、また効率的に描けるテクニックに繋がるものはないかと思い買ったものです。
今でも時々確認したりします。


私は現在CS5を使っていますが、CSの古いバージョンであっても基本的な部分は大きく変わらないだろうと思い購入しました。個人的には、それほどバージョンによる違いの問題はなく、使用目的によっては必ずしも最新版でなくてもよいと思っています。



イラストレーターの本では、入門者向け、機能を網羅したもの、後は特定のジャンルに向けた本が一般的なんではないかと思います。

全くの初心者には機能だけ紹介した本よりも、ある程度入門向け程度のものがよいと思います。
テクニカルイラストや特許図面であれば使う機能は限られてくるので、そう何冊も必要ないと思います。


なにはともあれ、本を読んだだけでは使えるようにならない、他のPCソフトでも一緒ではないでしょうか。

illustrator tips 4

イラストレーターの基礎、その4

「線の先端の形状」

普段はあまり意識しないですが、図の内容によっては使い分けるときがあります。ですので知っておくべきことの一つだと思います。線の先端


いろいろ描いていると、使い分けが必要だなと思う場面に必ず出会うのではないでしょうか。

illustrator tips 8

イラストレーターの基礎、その8

地味だけど知っておくべき機能「スマートガイド」ガイド


作図の際、案内が出て非常に便利。「CADでいうところのスナップ機能的なもの?」でしょうか。

私は、ベジェ曲線で複雑な線を引くときは「スマートガイド」があると逆にやりづらいときが有るので、その際は機能をはずしたりしています。

illustrator tips 3

イラストレーターの基礎、その3

矢印をつけるときに知っておくべき機能線の基本3


私は日々よく使う機能です。特に9番の矢印が一番バランスがよくてお気に入り。

いまだに、イラストレーターをあれこれ試していると意外な機能の発見がある。

illustrator tips 2

イラストレーターの基礎、その2

破線のときに知っておくべき機能線の基本2


私は仕事上(特許図面作成)やら無くても問題ないですが、製図的にはやはり「きれいに仕上げる」と考え、なるべく上記のことに気を使っています。

illustrator tips 1

イラストレーターの基礎、その1

線について

破線などの線種の設定はイラストレーターとCADでは考え方がことなるのではないでしょうか?

イラストレーターでの破線のイメージ線の基本


次回は「線ネタ」でその2をやろうと思います。

全然知りませんでした。Part.2

CADtoolsという、Adobe Illustrator で図面作成ができるプラグインソフトウェアがあるようです。

CADtools ct8powerup

イラストレーターの3Dの機能をうまく活用できないものかと、ネットで検索していたら、こちらのブログにヒットしました。「イラレ de CAD」 「CAD等角投影設定」パネル


主に屋外広告、店舗デザイン、工業デザインなどなど、縮尺を必要とする図面の作成や、寸法線を作成するのに向いているようです。
また、特許事務所などにも導入されています。とのことです。



主にイラストレーターを使って「イラスト要素の高い図面作成」をする方にはいいかもしれません。
決して安いものではないのでしっかりと検討は必要ですが、なかなか面白いと思いました。

イラストレーターもバージョンアップの度に自分の使わない機能が増えていくよりも、自分の必要な機能をカスタマイズして購入できるようになったらいいのにと思います。

お取扱いをしている会社では「CADtools」の講習もやっているようです。そのほかにもRhinocerosの講習もあったりと興味が沸きました。良心的な値段と身近な会場で一度出てみようかと思いました。

Adobe illustratorについて(出会い編)

特許事務所にお勤めの方で所内にAdobe illustratorはあるが「どうも苦手で使っていない」という方がいるんではないかと勝手に想像して、私とAdobe illustratorの出会いと、このソフトとの向き合い方のようなものを紹介できたらと思います。

現在私は特許図面作成でイラストレーターを使用しています。そもそもこのイラストレーターに私が初めて触れたのは確か大学生の頃だったと思います、一家に一台だけあったのデスクトップPCに姉がインストールしてくれたものです。バージョンは10だったと思います。
 
絵が描けるソフトというくらいの認識しかなく、とりあえず適当に手を動かしていればマスターできるだろうと思っていたのですが、そう簡単にいくものではなく全然イメージしたように線や図形が描けませんでした。

まず、「線と塗り」の考え方が理解できていていなかったと思います。
01_線と塗り

この意味が全然分からなかったです。
02_線と塗り

その次に理解できなかったのがベジェ曲線。
ドラッグすると線が曲がってしまい「なんじゃこりゃ、どうなってるの?」と思いました。
01_ベジェ

解説本を読むなり人に教えてもらえばすぐに理解できたと思うのですが、感覚的にそれをマスターするのはちょっと難しかったのではないかと思います。特別何か描きたいものがあったわけではないのでそれ以上使わず、苦手意識だけが残ってしまいました。


それからしばらくイラストレーターに触れることはほとんどなかったのですが、CM美術のアルバイトをしたときに再びイラストレーターに触れる機会がありました。ベクターデータのないフォントのトレースをする仕事を頼まれました。

この時に初めてイラストレーターの得意な方から基本的な操作とベジェ曲線の描き方のレクチャーをほんの少しだけ受けました。ほんの数分の時間でしたが自分の中でちょっとしたコツのようなものがつかめ、急に理解が深まり、ある程度イメージしたように描ける様になりました。

それなりに描けるようになってくると、やはり楽しくなります。

ただイラストを描くアルバイトではなっかたので、イラストレーターはせいぜい趣味で少し使う程度のソフトでした。最初はこんな感じでイラストレーターに関わっていました。

それから長い時間が空き、今度は実務でイラストレータを使うことになります。
次は(実務編)です。続きます。

Illustrator CS6

大学を卒業してプータローを決め込んでいた息子に...


「何がしたいんだ!」


「これからどうするんだ!」



問い詰めた...どうも...反応が無い...。



「俺の仕事、とりあえず手伝え!」


「うん...。」



てな感じで、Illustratorを教える事に...簡単な特許図から。



Illustrator CS5のライセンスは1つ...1人で2台のパソコンに入れて、同時に使わなければ問題ないんですが...。


2人で使うんであれば問題!



仕方なくCS6購入...バージョンアップ版...¥20000−弱です。




CS6って何が違うのかも知らずに、やむにやまれず購入...。


立ち上げてみると...黒い!...どす黒い!


そう...画面全体が黒い...今までのIllustratorは白いでしょ???


一応、環境設定のUIの部分で変えられます...ライトグレーに。



使い勝手は...線画であれば...何にも変わってない感じです。



1日目の感想でした...。



では。


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