テクニカルイラストレーション技能士のブログ

日本ビジュアルコミュニケーション協会の会員が綴る、日常の出来事です。仕事関係が多いかな???

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Illustratorで描くテクニカルイラスト講座で使う操作について

来月はIllustratorで描くテクニカルイラストレーション入門講座を行います。


この講座で使う主なツールや操作をいくつかご紹介しますので、受講にあたり、事前にこれらの操作に慣れておくと、当日、スムーズに作図ができるかと思います。

講座:Adobe Illustratorで描くテクニカルイラストレーション入門
日時:平成30年7月7日(土)13:00〜17:00
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター東京都渋谷区代々木神園町3-1
詳細


当日はこのような立体図を描きます。図形


尚、本講座ではllustratorのバージョンの指定はありません。線画のテクニカルイラストレーションでは、キャラクターや風景などのイラストを描くのに比べると、使う機能は限定的です。これからの紹介する操作が出来れば、問題ありません。

また、ショートカットキーを多用しますので、覚えておくと作業がだいぶ早くなります。事前にショートカットキーをメモしておくとよいかもしれません。

” ”はショートカッキーです。

◇直線ツール
"¥" 日本円の「¥」です。

直線

Illustratorでは、あまり馴染みのない操作だと思いますが、数値入力をしてテクニカルイラストレーションを描いていく場合、この「直線ツール」をよく使います。
少し二次元CAD的な操作に近いかと思いますが、そこはIllustrator。CADほどに精密ではなく、ほどほどに感覚的なところもあります。

「長さ」と「角度」を入力して線を引きます。
直線2


◇回転
"R" オブジェクトを選択して"R"

続いてよく使うのが、「回転」です。立体図(等測投影図)はZ軸・X軸・Y軸と三軸が基準になります。そのため、オブジェクトの回転や、角度の入力は頻繁に行います。これらは良く覚えておいて下さい。

等測投影図の角度の関係
回転1
この角度の関係を覚えておくとよいでしょう。

Illustratorの回転の考え方
回転2



◇移動
"Enter" オブジェクトを選択して"Enter”
移動1

オブジェクトを数値入力して移動させる場面もあります。これもいくらかCAD的な発想に近いかもしれません。



以下はIllustratorの基本操作になりますが、少しピックアップします。

◇選択ツール
""

◇ダイレクト選択ツール
"A"

◇長方形ツール
"M"

◇楕円形ツール
"L"

◇拡大・縮小
"S オブジェクトを選択して"s"


ここには書きませんでしたが、ペンツールなどの基本操作も、もちろん使います。ちなみに、
Illustrator苦手という方、ベジェ曲線を駆使するような場面は、ほぼないので安心してください。


さて、ブログではこれ以上、こまごま書くわけにもいきませんので、割愛させていただきます。テキストだけで作図を覚えることもできますが、長年の経験から編み出された、プロのテクニカルイラストレーターの操作を直に教わるほうが、手っ取り早く正確です。

ここでは紹介できなかった、基本操作、効率的な作図のテクニックは講座にて学んでください。


また、翌週の7月14(土)はテクニカルイラストレーション技能検定試験 無料説明会です。

国家資格である、テクニカルイラストレーション技能検定の説明会です。まずはどのような試験なのか、こちらの会でご説明いたします。

試験自体は来年の一月に実施されますので、今から勉強すれば、初級レベルである3級に間に合います。そんなことも含めてご説明いたします。

テクニカルイラストレーション入門講座を行いました。

テクニカルイラストレーション入門講座(手書き篇)を行いました。大変多くの方にご参加いただきました。ご参加いただき誠にありがとうございました。

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毎年開催している入門講座ではありますが、一定の参加数があります。根強い需要があるのでしょうか。また、手描きという、最もアナログな内容ではありますが、手描きの大事さを感じている人も多く、驚くとともに、ありがたくも思いました。

今回も模型を使って、投影の基本から解説しました。


☆等測投影法の説明

☆二等測投影法など様々な投影

今回の講座で新たに追加した、第三角法を説明する模型


☆こちらは第一角法の展開イメージ

☆立体図の練習に取り組んでもらいました。


来月は「Adobe Illustratorで描くテクニカルイラストレーション入門講座」です。今回は手書きでしたが、来月はAdobe Illustratorを使って立体図を描きます。今回の講座の理論がベースになっています。

Illustratorや二次元CADでテクニカルイラストレーションを描くときは数値入力が必要になりますので、立体図のしっかりとした理解が必要になります。

実務上、こちらの講座のほうがより実践的な内容になります。是非、ご参加ください。
講座:Adobe Illustratorで描くテクニカルイラストレーション入門
日時:平成30年7月7日(土)13:00〜17:00
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター東京都渋谷区代々木神園町3-1
詳細



尚、懇親会などのオフショットはこちらのリンクからご覧ください。javc_gram

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立体図の芸術家 ミラクル エッシャー展

仕事に関連するような情報ではありませんが、日本ビジュアルコミュニケーション協会として、これは欠かせないだろうという情報なので、共有します。


ミラクル エッシャー展 上野の森美術館
2018 6.6(wed)-7.29(sun)


http://www.escher.jp/
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《椅子に座っている自画像》1920年




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だまし絵で知られる、エッシャー。誰もが、一度は見たことがある作品だと思います。

永遠にループする階段に、不思議な感覚を覚えることでしょう。私も子供のころ、「この絵の世界に入ったら、出られるのだろうか、、、」と不安になったことを覚えいます。

視覚的な錯覚を取り入れた作品ですね。


確かに、だまし絵ではありますが、私たちテクニカルイラストレーターにしてみれば、エッシャーの作品に、立体製図法を感じずにはいられません。

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透視投影法を取り入れた作品ですね。



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軸測投影法を取り入れた作品。


エッシャーについて、詳しく知りませんが、エッシャーは透視投影法、等測投影法について学んでいたはずです。テクニカルイラストレーションでは、これらの技法を使って描いています。


@Image

《眼》1946年


エッシャーがこの時代に生きていたら、テクニカルイラストレーターにでもなっていたのでしょうか、もしくは3DCADを使って、バリバリモデリングをして、3Dプリンティングに夢中になっていたかもしれません。


ちなみに、6月16日(土) に行います、テクニカルイラストレーション入門講座(手書き篇)では、エッシャーの絵についてまで解説しませんが、エッシャーの作品に使われている、アイソメトリック図など、これら立体製図法についても、分かり易く解説いたします。まさにドンピシャな内容です。


「アイソメ? 何それ? 誰それ? それ俺ッ!!」

ではなく、正しい知識を身につけましょう。

次回以降のセミナーについて

テクニカルイラストレーション入門セミナーを2つ紹介します。


6月にテクニカルイラストレーション入門(手書き篇)を行います。また、その翌月にはテクニカルイラストレーション入門(Adobe Illustrator篇)を行います。

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どちらも三次元CADは使わず、二次元でテクニカルイラストレーション・立体図を描くためのセミナーです。3DCAD全盛の時代ですが、これらの知識が必要な場面は、まだまだあります。

特許図面の例ですと、クライアントから3Dデータはもらえず、画像として出力された立体図をトレースするような場面は頻繁に出てきます。
斜視図を「なんとなく」で描いてしまいますと、ゆがんだり、違和感のある図になってしましいがちですが、テクニカルイラストレーションの基礎を身に付けておくと、正しく、そして効率的に立体図が描けます。

このような場面にかかわらず、テクニカルイラストレーションを学ぶことの大切さは、平面図を見て立体をイメージする力、読図力を鍛えることにあると思います。


このテクニカルイラストレーションを学んでみたいという、初学者に向けた講座を以下の日程で行います。


■テクニカルイラストレーション入門講座(手書き篇)
日程:平成30年 6月16日(土)
詳細 :http://www.javc.gr.jp/katsudou/180616.html

実務上、手書きでテクニカルイラストレーションを描くことは、現在ほとんどありません。しかし、Illustratorや二次元CADなどで、立体図を描く際は、手書きの理論が元になっています。その為、このセミナーでテクニカルイラストレーションの基礎を身に着けておくと、Illustratorで作図をする際に大変役に立ちます。


■Adobe Illustratorで描くテクニカルイラストレーション入門
日程:平成30年 7月7日(土)
詳細 :http://www.javc.gr.jp/katsudou/180707.html

Illustratorでテクニカルイラストレーションを描く際には、一般的な絵を描くのとは違い、独特のノウハウが存します。この独自のノウハウを、ベテランのテクニカルイラストレーターより基本から丁寧に解説させていただきます。


※どちらも、各回完結のセミナーではありますが、まずは、手書きによる講座でテクニカルイラストレーションの基本を学び、Adobe Illustratorによる講座に参加していただくと、大変効果的にテクニカルイラストレーションを学ぶことができます。


■テクニカルイラストレーション技能検定試験 "無料説明会"
日程:平成30年 7月14日(土)13:00〜
※無料説明会ですので、年間パスポートをお持ちでない方でも、無料でご参加できます。

また、このテクニカルイラストレーションは国家資格にもなっています。学んだことを身に付けることができたか確認するためにも、資格試験の受験は大変よい機会になります。技能検定の無料説明機会を開催します。

テクニカルイラストレーション技能検定試験はどのようなものなのかといった基本的なことから、具体的にどのように書くのかを紹介いたします。また、技能検定の課題図を実際に描いて見せる、デモンストレーションも行います。名称未設定-1

今週の土曜日は、Fusion360のセミナーです。

度々ご案内しております通り、5月26日(土)は「Fusion360を使った 3D工業デザインイメージの作成 初級〜中級」です。

詳細

まだまだ、お申し込みいただけます。
締め切りました。

また、毎度ご案内しております、「日本ビジュアルコミュニケーション協会の懇親会」をセミナーの終了後に開催いたします。

会場:魚民 新宿西口総本店
時間:17時頃から、約2時間ほど
費用:2,000円〜3,000円(目安)
https://r.gnavi.co.jp/b454250/

※事前の申し込みは不要です。セミナー終了後に出欠を取ります。


懇親会には、Fusion360ユーザー、テクニカルイラストレーター、特許系図面作成者などが参加します。同業の人や、関連する仕事をしている人とコミュニケーションを取る良い機会になると思います。セミナー後に余裕のある方は、是非、こちらもご参加ください。

街中で見かけた、テクニカルイラスト。

先日、都営地下鉄の駅で見かけた、都営交通のポスター。 FullSizeRender
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立派なテクニカルイラストレーションですね。たまには、こんなのもいいもんです。

テクニカルイラストレーション技能検定について

テクニカルイラストレーション技能検定についての情報

まずは、この検定の位置付けは、立派な「 国家資格」です。

試験制度
働く上で身につける、または必要とされる技能を一定の基準によって評価する国家検定制度で職業能力開発促進法に基づいて実施されている。

試験に合格すると「技能士」の称号が与えられる。
特級、1級、単一等級 → 厚生労働大臣名の合格証書
2級、3級、基礎級 → 都道府県知事名の合格証書



テクニカルイラストレーション技能検定には、受験資格が定められています。


【受験資格:テクニカルイラストレーション3級】

※高等学校、短期大学、高等専門学校、大学においてこの職種に関する学科に在籍している方または卒業された方 (例:機械科、電気科、建築科)

※この職種に関する職業訓練課程(一定の訓練課程に限る。)に在籍している方または修了された方

※この職種に関し半年以上の実務の経験を有する方




実務経験については、取扱説明書制作会社、設計並びに図面作成にかかわる会社、特許事務所などで、テクニカルイラストレーション図面作成に関する業務をしている必要があります。

受験資格を満たしているか、心配な方は中央職業能力開発協会(JAVADA)に問い合わせるのが良いかと思います。

H30年度 テクニカルイラストレーション技能検定の日程

国家検定制度であるの「テクニカルイラストレーション技能検定(H30年度)」のスケジュールについて紹介します。



■職種名:テクニカルイラストレーション手書き&CAD 1・2・3級
※今年度は1・2・3級の試験が実施されます。


■実施公示:平成30年 9月 3日(月)
※試験の実施について、正式に中央職業能力開発協会より正式な発表がされます。
中央職業能力開発協会


■受検申請受付:平成30年 10月 1日(月)から10月12日(金)まで 
※申し込み期間中しか、申し込みを受け付けてくれません。


■実技試験:平成31年 1月20日(日)
平成30年度(後期)技能検定試験(統一実施)日程表


■学科試験:平成31年 2月3日(日) 

■合格発表:平成31年 3月15日(金)
上記のスケジュールでテクニカルイラストレーション技能検定が行われます。


以下は、日本ビジュアルコミュニケーション協会で行う、テクニカルイラストレーション技能検定に関する日程です。

■テクニカルイラストレーション技能検定試験 無料説明会(東京開催)
日程:平成30年 7月14日(土)

テクニカルイラストレーション技能検定はどのようなものなのかといった基本的なことから、具体的にどのように描くのかを紹介いたします。また、技能検定の課題図を実際に描いて見せる、プチセミナーも行います。
※無料説明会ですので、年間パスポートをお持ちでない方でも、無料でご参加できます。


■テクニカルイラストレーション技能技能検定 受験対策講座(東京開催)
日程:平成30年 9月8日(土)

こちらは、実践的にテクニカルイラストレーション技能検定の模擬問題に取り組んでいただきます。試験の注意点、コツなどを解説いたします。


■テクニカルイラストレーション技能検定試験受験対策セミナー(大阪開催)
日程:平成30年 8月4日(土)※予定

大阪でも、技能検定試験の対策セミナーを行います。

平成30年度開催セミナー スケジュール

テクニカルイラストレーション技能検定の受験を検討している方は、上記の日程をあらかじめ把握しておくとよいかと思います。また、昨年から東京での試験の実施が再開されたので、東京にお住いの方も受験しやすくなりました。



実際、どのように受験の準備をしたらよいのかと 言った場合、以下のテキストをやるのが良いと思います。


【問題集】
3級実技模擬問題集

image4


2級実技模擬問題集
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1級実技模擬問題集
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【テクニカルイラストレーションの書き方について】

『ゼロから始めるテクニカルイラストレーション』http://www.javc.gr.jp/hanbai/Zerokara.htm
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試験の公示やセミナーの日程が近づきましたら、改めてご案内いたします。

特許図面作成レベルアップセミナーを開催しました。

特許図面作成レベルアップセミナーを開催しました。年度最初のセミナーでしたが、大変多くの方に参加していただきました。

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Adobe Illustratorを使用して、特許図面作成でよく実務で出てきそうなものをテーマに作図をしました。


_DSC1581



特許図面は特許出願をするための図であり、ただの製図ともイラストも違う、独特の分野だと思います。Adobe Illustratorを使うにしても、一般的なイラストとは、また一味違ったテクニックが必要になります。日本ビジュアルコミュニケーションでは、この一味違ったノウハウの提供が得意なのかもしれません。



尚、ここ最近は、初めて参加される方が増えてきた印象があります。web、ブログなどの地道な発信で、今までテクニカルイラストレーションや特許系の図面を知らなかった人にも、届く機会が増えてきたような手応えがあります。


次回のセミナーは5月26日です。
Fusion360を使った3D工業デザインイメージの作成セミナー 初級〜中級

今週のセミナーの補足

今週末の「特許図面作成レベルアップセミナー」の教室が変更になったようです。

2018年4月7日(土) 13:00-17:00
会 場 NOMYC センター棟 C-510


大きな部屋に変わりましたので、限定20名の制限もなくなりました。まだまだ、お申し込みいただけます。

「特許図面作成レベルアップセミナー」は、実習形式で行います。作図の経験が少ない方であっても緊張せず、お気軽にご参加ください。

尚、セミナーでは、いろいろな課題の図面を描きますが、当日の課題図だけでなく、日頃の疑問点などありましたら、まとめておくとよいかもしれません。講師だけでなく、実務に携わっている方が多く参加するので、誰かしら答えやヒントを持ている方がいるかもしれません。


はじめてご参加される方の為に会場までのアクセスのご案内です。
(使いまわしの案内です)


公共の交通機関を利用する場合は「小田急線の参宮橋駅」を利用されるのが一番わかりやすいと思います。急行は止まりません。

駅から会場の「国立オリンピック記念青少年総合センター」まで徒歩で7分程です。そこからまたセミナーを行う教室まで数分かかりますので、余裕を持って来て頂いた方がいいと思います。(駅から教室まで15分程見ていただければ良いと思います)

・門を入った所です。
01

・講義を行う教室の部屋番号が確認できます。
02

・センター棟です。ここで行います。
03


施設には食事をするところや、休憩できるスペースがありますので、早めについても時間調整をできます。

それでは、お待ちしております。
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