まずは、技能検定の平成30年度のパンフレットが厚生労働省のウェブサイトで公開されていましたので、リンクを張ります。

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一般用パンフレット[1,137KB]

学生用パンフレット[923KB]


基本的に例年通りのスケジュールだと思います。



さて、ここからが本題の「幻の技能検定」についてです。


同じく、厚生労働省のページを見ていたら、興味深いものを一つ見つけました。
以下の内容の箇所です。


検定職種 ( 作 業 ) の主な変遷
昔、技能検定に合格された方で、検定職種の名称が変わっており、現在の名称を調べたい方はこちら[1,380KB]


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まず、このPDFの19頁目にテクニカイラストレーションの項目があり、テクニカルイラストレーション技能検定が、始まったのが昭和51年(1976)から始まっているのがわかります。比較的歴史のある職種のひとつだということがわかります。



さて、この中に一点興味深いものを見つけました。

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「テクニカルイラストレーション特許製図作業」、なんじゃそりゃ!特許図面の技能検定があったのか?表を見てみると、何やらH14までこの職種があったようです。


いったいどんな問題だったのか、見当もつきません。1、2、3級とあったのだろうか、符号入れの作業とかもやるのかな、是非とも問題をやってみたいものです。